南方熊楠 語録 [科学]
Googleのロゴが菌に変わっていますが菌記念日ではありません。
5/18(金)は日本の生物学者、民俗学者である南方熊楠の生まれた日で
南方熊楠の生誕145周年を記念して
Google語録のデザインが菌類研究のスケッチに変わっています。
南方熊楠の名前はあまり聞いた事がないと思います。
菌類の研究で新しい種70種を発見するなど
日本の変形菌(粘菌)分類学の基礎を固めた生物学者として知られています。
また、柳田国男とともに日本の民俗学を創始した民俗学者でもありました。
1867年(慶応3年)5月18日、和歌山県に生まれ。
17歳で大学予備門(現:東京大学)に入学したが、19歳で自主退学。
アメリカへと渡り、サンフランシスコ、シカゴ、フロリダを訪れ
24歳の時にはキューバ、ハイチ、ベネスエラ、ジャマイカなど中南米にも足を運びました。
粘菌類の魅力に取り憑かれたのはこの頃からと言われています。
25歳でイギリスに渡って大英博物館で勤務。
科学雑誌ネイチャーに掲載された「極東の星座」をはじめ
数々の論文を発表しました。
帰国してからは、故郷の和歌山県田辺市に住居を構えて、生涯を研究に捧げてきました。
50歳のときには新属新種「ミナカテラ・ロンギフィラ(和名:ミナカタホコリ)」を発見しています。
スケッチ右がミナカタホコリ
2012-05-18 13:13
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